内縁関係

 

 6人組エンターテインメントYoutuberのメンバーの一人が、内縁関係の妻がいるにもかかわらず、複数の女性と不適切な関係を持っていたことが原因で活動休止に至ったことが最近話題となっていますよね。

 私はここで一つの疑問が浮かびました。内縁関係中であるパートナーの浮気は不貞行為になり慰謝料を請求できるのでしょうか?そもそも内縁関係とはどのようなことを指すのでしょうか?

内縁関係

内縁関係と同棲、婚約の違い

  • 内縁関係とは、婚姻届を出していないが、①法律婚の夫婦同然の共同生活をしており、②婚姻の意思をもっている男女のことをいいます。
  • 婚約とは、共同生活はしていないが、婚姻意思はあるという関係の場合です。
  • 同棲とは、婚姻意思はないが、共同生活はしているをしているという場合です。

 どんな関係を内縁関係というのかは、法律による定めはありません。なので法的に内縁関係にあると認められるためには、少なくとも上記の①と②を満たす必要があるようです。法的に認められると慰謝料請求ができると考えられます。

 ただ、パートナーが「内縁関係じゃない、ただの同棲だ」なんて言ったら不貞行為とは認められないかもしれません。そこで、内縁関係を証明するものが必要になってきます。

書類で内縁関係を証明する方法

  • 賃貸契約書…同居する際に交わした賃貸契約書の同居人の欄に内縁関係の相手を記載しており、続柄を「内縁の妻」や、「妻(未婚)」等と記載している。
  • 健康保険…健康保険の被扶養者となっている場合、被扶養者と記載されている健康保険証が内縁関係の証拠となる可能性があります。
  • 住民票…同一世帯で世帯主ではない方の続柄を「妻(未届)」のように記載している住民票は内縁関係を証明する有効な証拠になります。ただし、続柄を「同居人」と記載されている場合には同棲しているだけとみなされる場合があります。
  • 子供の認知…2人の間に生まれた子供を認知しているかどうかになります。戸籍謄本で証明されます。

客観的に内縁関係を証明する方法

  • 長期間の同居…同居期間が長ければ長いほど、内縁関係を証明できる可能性は高くなります。目安は3年程度です。
  • 親族から夫婦として扱われている…親族の冠婚葬祭に夫婦として呼ばれて参列している場合は、内縁関係とみなされる判断のひとつとなります。
  • 結婚式などの儀式を行っている…結婚式、披露宴などの申込書の控え、写真がある場合。婚約指輪を受け取っていることも婚姻の意思があると認められることがあります。

 内縁関係を証明することができれば、内縁関係にあるパートナーの浮気は、法的に不貞行為とみなされ相手に慰謝料請求ができることがわかりました。
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